④第3回あなた絵

「あなたを表すものを一つ持ち寄ってください」事前にそう呼びかけて、オンラインで開催した第3回あなた絵。私の高校時代の友人やちょふさんのご家族が参加してくれたりと、とってもアットホームな回だった。あと、一日違いの私とちょふさんの誕生日の次の日でもあった。


前回と同じ流れで早速制作に入り、持ち寄った自分らしい品々をお披露目。ちょふさんは画材や最近購入したという若手作家の作品、私は最近手に入れたとっておきの本を紹介した。さくちゃんは部屋にあった陶芸を見せ、「フリースタイル陶芸」という面白そうな作品を紹介し、「部屋のトーテムなんだ」と笑顔で話してくれた。他にもある人は制作中の作品、ある人はぬいぐるみと、個性豊かで興味深いラインナップに心躍った。


 


そんなこんなでちょっとずつ打ち解けて、話題は様々に展開。特に部活動の話や中高時代の思い出などで、懐かしい気分いっぱいになった。私が高校の友人と「高校の時あんな先生いたよね」なんていう内輪の話をしても、みんな「うちにもそんな先生いたなー」なんて笑ってくれた。ある参加者の「ふわふわしたものが好き」という話から、さくちゃんが「いつかウォンバットを抱きしめたい」と言いだし、みんなで画像を見て「わかる〜」と共感したりもした。


そうやってわいわい喋りながらゆるゆる手を動かしていたら、すぐに時計は一周した。順に作品を映し、「こんな感じになったよー」と見せ合うシェアタイムに突入。ちょふさんは今回、私の友人のあなた絵を描いてくれた。会話の内容や、途中見せた制作中の作品、写り込んでいたインテリア等から、「モコモコ」「不思議」「透明」「ちらちら」など擬音語や言葉のかけらを集めた。私が尊敬している大好きなちょふさんと、高校時代、私と多くの時間を一緒に過ごし共に悩んだり笑ったりしてくれた大切な友人。ちょふさんは初対面だったにもかかわらず、そんな友人の彼女らしさをたくさん詰め込んだ一枚を描いてくれた。画面越しにちょふさんの言葉を聞いて頷き、絵とともに贈られる言葉を一生懸命メモしている友人を見て、そんな繋がりがちょっと嬉しくなった。開催後、友人からは「すごくいい刺激になりました。誰かと一緒に絵を描くの久しぶりですごい楽しかった」と素敵な感想をもらった。



家にいるからこそ手の届くものを見せ合い、物理的に離れている人たちと同じ時間を共有でき繋がりを感じられる。今回の開催で、オンラインのワークショップに詰まっている可能性を存分に感じることができた。対面で時間と空間を共有できるワークショップに勝るものはないが、オンラインでも一体感を生み出せるよう工夫しながら、また定期的に開催していきたい。